こんにちは!静岡市駿河区新川のセントラル歯科クリニックです。
「子どもの歯はいつ抜けるのだろう?」
「急に歯がグラグラし始めたけど大丈夫…?」
子どもの歯は、いつか抜けると分かっているものの、つい不安になってしまう方も多いのではないでしょうか?
今回は「乳歯と永久歯」についてお伝えします。
乳歯の抜ける順番
乳歯は全部生えそろうと20本あります。
永久歯は親知らずを除いて28本あり、親知らずが上下左右全て生えると合計32本になります。
乳歯は、一般的に下側から抜けていきます。
個人差はありますが、6歳ごろに下の前歯、7歳ごろに上の前歯が抜け始めます。
前歯から奥歯に向けて生え変わっていき、上下の奥歯が抜けるのが11歳ごろ、12~14歳を目安に全ての歯が永久歯になる方が多いです。
乳歯が抜けてから永久歯が生えるまでの期間
乳歯が抜けた後、3ヶ月ほどで永久歯が生えると言われています。
この期間も個人差・性差がありますが、半年ほど経過しても生えてこない場合は歯科医院に相談してください。
最初の乳歯が抜けてから永久歯が全て生えるまでには、6~7年の期間がかかると言われています。
生え変わりの時期の注意点
生え変わりの時期は、虫歯ができやすくなっています。
下記に注意して、お口のケアを心がけましょう。
① 虫歯ができやすくなっている
生えたての歯は、汚れがつきやすく、酸に溶けやすいため、虫歯になりやすいです。
特に注意して歯磨きなどの日常のケア・歯科医院でのケアを行いましょう。
② 乳歯の虫歯も放置しない
すぐ抜けそうな乳歯でも、虫歯を放っておくと新しく生える永久歯の質に影響を与える場合があります。
乳歯の虫歯は放置せず、歯科医院での治療を行いましょう。
③ 口の中を観察し、毎日ケアをする
日頃から口の中を確認することで、何か異常があった場合に早期発見・対応することができます。
乳歯が抜ける前に永久歯が生えてきている、歯茎が腫れているなど、何か異変があれば早めに歯科医院にいきましょう。
また、歯科医院だけではなく、虫歯などを未然に防ぐためには毎日のケアが重要です。
生え変わりの時期は、甘いものを食べすぎない、食後すぐに歯磨きをするなど、お口のトラブルを未然に防ぐ行動をしましょう。
こんな時は、歯科医師に相談!
・乳歯が歯の生え替わり時期を大幅にすぎても抜けない
・乳歯が抜けるより先に永久歯が生えてきた
・乳歯が抜けたのに、半年以上経っても永久歯が生えない
歯の生え変わりの時期に、お口の環境を清潔に保ち、口の中を日頃から観察することはとても重要です。
何か気になることがあれば、お気軽にセントラル歯科クリニックにご相談ください。