こんにちは!静岡市駿河区新川のセントラル歯科クリニックです。
みなさんは、どんな時に「新しい歯ブラシに変えよう」と思いますか?
今回は、歯ブラシを変えるタイミングについてお伝えします。
交換時期に悩んでいる方、時間をかけて歯を磨いていても歯が綺麗になった気がしない…という方は、是非御一読ください。
歯ブラシを交換する理由
歯ブラシを交換するタイミングとして、「毛先が広がってきた時」を挙げられる方が多いのではないでしょうか?
毛先が広がった歯ブラシだと、歯を磨いてもブラシの弾力を生かすことができず、汚れを落とすことができません。
特に奥歯を磨く時に、ブラシの先端部分が広がっていることにより、ブラシが奥歯に届かず、うまく磨くことができなくなってしまいます。
毛先が開いた歯ブラシだと、歯垢の除去率が下がります。
新しい歯ブラシの毛先には弾力性がありますが、毛先が広がると弾力性が失われます。
弾力性が失われた歯ブラシは、汚れが落とせないだけでなく、歯茎や歯を傷つけてしまう可能性があります。
また、歯ブラシには口の中の汚れ・細菌が多くついています。
特にブラシの根本部分は、食べかす・水などが溜まりやすく、雑菌が増えやすい環境です。
雑菌の多い歯ブラシを使って歯を磨いていては、せっかく歯を綺麗に磨いていても本末転倒です。
歯ブラシを交換するタイミング
歯ブラシのヘッド(磨く毛の部分)の横・裏から見た時に、毛先がパラパラとヘッドからはみ出すように出ていたら交換のタイミングです。
毎食後、1日3回歯を磨いた方で、交換の目安は1ヶ月、長くても4ヶ月までには交換しましょう。4ヶ月を過ぎてしまうと、歯ブラシの清掃効率は有意に悪くなってしまうという論文もあります。
歯ブラシを1ヶ月間使用するために
・ブラッシングの圧を強くしすぎない
・歯を磨いた後に、歯ブラシを水洗する
・保管時は乾燥させる
歯ブラシを適切な頻度で取り替えて、虫歯や歯周病を予防しましょう!