こんにちは!静岡市駿河区新川のセントラル歯科クリニックです。
今回は、当クリニックで使用しているMTAセメントについて、その効果や適用範囲について詳しく解説していきたいと思います。
MTAセメントは近年歯科治療でよく使われるようになってきた素材で、その効果と安全性が非常に高いことから注目されています。
MTAセメントとは?
MTA(ミネラルトリオキサイドアグリゲート)セメントは、主に水酸化カルシウムやシリカを含むバイオセラミック材料で、歯科治療において様々な用途で使用されています。MTAセメントは、環境に優しく、生体親和性が高く、抗菌作用があることが特徴です。
MTAセメントの効果
MTAセメントは、以下のような効果があります。
(1) 生体親和性が高い MTAセメントは、歯や歯周組織に対して非常に優れた生体親和性を持っています。そのため、歯や歯周組織にダメージを与えることなく、安全に使用することができます。
(2) 抗菌作用 MTAセメントは抗菌作用があり、感染を防ぐ効果があります。これにより、治療後の感染リスクを軽減することができます。
(3) 良好な封鎖性 MTAセメントは、歯の内部にしっかりと密着し、外部からの細菌や水分の侵入を防ぐことができます。これにより、治療後の再感染のリスクが軽減されます。
(4) 歯髄細胞の再生促進 MTAセメントは、歯髄細胞の再生を促進する働きがあります。そのため、歯の治癒力を高めることができます。
次回は適用範囲についてお伝えします。
より詳しいお話をお聞きになりたければ、スタッフまでお気軽にご相談ください!