こんにちは!静岡市駿河区新川のセントラル歯科クリニックです。
本日は、「口腔機能の発達」に関する内容についてです。
口腔機能の基本
口腔機能とは、簡単に言えば、私たちの日常で行う「食べる」「話す」「呼吸する」といった基本的な活動や機能のことを指します。舌、口腔内の筋肉や神経などさまざまな部位が連携して取り組んでいます。
幼少期の口腔機能の発達
- 乳児期:初めての口腔機能として、乳瓶や母乳を吸う動作が発達します。この吸う動作は、顎や舌の食事筋肉を鍛え、将来的な発音の基盤を築く重要なステップとなります。
- 乳歯の生え始め:歯が生え始めることで、食べ物を噛む能力が徐々に発達します。これにより、固形食を食べることが可能になり、顎や歯の成長に近づいてきます。
- 言葉の獲得:舌や唇の動きを中心とした発音の練習が進み、言葉を話すための基盤が築かれます。
学童期の発達
- 永久歯の生え変わり:乳歯から永久歯への生え変わりが進み、噛む力や顎の発達がさらに進みます。
- 矯正治療:歯並びや噛み合わせに異常が見られる場合、この時期に矯正治療が行われることもあります。
成人期以降の発達と維持
- 歯周病や虫歯の予防:口腔機能を健康的な状態に維持するためには、定期的な歯科検診やクリーニングが重要になります。
- 噛む力の維持:加齢とともに噛む力が弱まってくるため、日常的によく噛む習慣を持つことで筋肉を鍛え、衰えることを防ぐことも重要です。
- 全体的な口腔機能の維持:加齢とともに乾燥したり、舌の筋肉が弱まることがありますので、水分補給や舌の体操を日常的に取り入れることも推奨されます。
やはり、口腔機能の発達は生涯にわたるものであり、それぞれの時期に特有の特徴や注意点があります。 歯科医院では、これらの機能を最適な状態でいるためのサポートを行っておりますので、気になる点や質問がございましたらお気軽にご相談ください。